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ときめき宿・味・自然・旅紀行

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フードの選び方

  雑誌「ねこのきもち」より抜粋

にぼしやかつおぶしは
オシッコの病気になった猫には、あげないで

猫はオシッコの病気になりやすい

北アフリカの砂漠地帯が故郷の猫は比較的乾燥に強いと
いわれていて、それほど水分を必要としません。
そのかわり、飲んだ水分は体内で最大限吸収し、オシッコもギュッと
濃縮して少しだけ出します。
ただオシッコが濃い分、その中に含まれるアンモニウムやリン、
マグネシウム、カルシウムが凝縮され結晶化しやすい=尿結石になりやすい
傾向があるといわれています。
それが尿道閉塞や腎不全など、いわゆる”オシッコの病気”の原因になるのです。

煮干・かつおぶしのミネラルぶんが尿石症に影響

もともと尿石症になりやすい猫が、その原因となりやすい種類のミネラルを
多くとると、当然そのリスクを高めることに。
オシッコをつくる腎臓にも負担をかけてしまいます。
尿石症になったことがある猫は特に、おやつはゆでたささ身などに変えてみては。
かつおぶしも毎日たくさんあげないほうがベター。
どうしても主食を食べない場合に1つまみだけ、水分のあるものと一緒に
主食によく混ぜてあげる程度にしたいですね。


フードの選び方

主食のフードはたんぱく質が主原料のものを!!

猫は本来、肉食なので、充分なたんぱく質が必要
日本では「猫は魚を食べるもの」というイメージが強いですが、
猫は本来完全肉食動物。
犬よりも多くのたんぱく質を必要とします。
必要な栄養は主食で摂取することが重要なので、
高品質なたんぱく質を含むバランスのとれた食事をあげた上で、
おやつをあげたいですね。

フードを選ぶ時にはパッケージのここを見て

1、主要な原材料が「動物性たんぱく質」
2、「代謝エネルギー」が表示されているもの
 猫は、1度にたくさんの食事をとることができないので、
 少量で必要なエネルギーを満たせるようしたいもの。
 100グラムあたりで摂取できるエネルギー量がわかると必要量が
 把握できます。

にぼしやかつおぶし以外のおやつも考えてみましょう

主食でしっかり栄養をとることが大事です。
ウェットフードはその摂取量をドライフードと比較すると、
水分が多いぶん栄養濃度が低い為、たんぱく質源のおやつが適しています。
毎日かつおぶしではリンやマグネシウムが過剰になるおそれもので、
他のたんぱく質を多く含むおやつと交代であげるとベターです。

お薦めのおやつ

ゆでた鶏レバー    1週間に1度程度お目安に
カッテージチーズ   腎臓にやさしいたんぱく質。小さじ1杯程度をそのままか主食に混ぜて
卵黄           4/1をそのままか主食に混ぜて
ゆでたささみ      脂肪が少なく高たんぱく。5kgの猫なら1/2本をほぐして
蒸したアサリ      よく塩抜きして蒸したアサリのむき身を小さじ1杯。







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